仮想サーバ用のPCとして、以前までは以下のものを使用していました。
- MB:Gigabyte GA-Z77M-D3H
- CPU:Intel Core i7-3770S
- Mem:PATRIOT DDR3 8GBx2 PSD316G1600KH(2セット8GBx4枚で32GB)
- Storage:2.5inch SSD x2、3.5inch HDD x2
これにVMware ESXi 7.0を入れて仮想基盤として運用。
用途は、TV録画サーバ、NAS、各種OSSのお試し運用などなど。。。
やっぱり、仮想マシンはOSの状態をスナップショットとして記録できるので、色々と試していて「あ、壊れちゃった。。。」となっても、すぐに元通りにできるのが良いんですよね。
ちょっとしたWebサーバや、試験的にWindowsやLinuxを動作させる程度だったら、
まだまだ十分と思えるほどでしたが、仮想マシンを複数動作させるには、4コア8スレッドはちょっと物足りない。メモリも32GBなのでもう少し欲しいなぁ~と感じていました。消費電力は65W程度で当時で月700~800円程度の電気代がかかっていたと思います。
昨今のOSはメモリ8GB程度は当たり前ですが、メモリは32GBが上限でこれ以上は積めないですし、消費電力やPCIスロット等の拡張性も必要無いと判断できればNUCタイプのマシンにリプレースしたいなと考えていました。
そこで、Minisforumから発売されていたUM580を購入しました。
UM580の良いところは、CPUがRyzen7 5800H、ノートパソコン向けの低消費電力の物なのに、8コア16スレッドあります。
やっぱり、仮想マシンをたくさん動作させるには、CPUのコア数が多いに越したことは無いですよね。
メモリはオプションで選択できる上限が32GBだったので、32GBを選択。
足りなければ、最大64GBまで対応なので適当なメモリを買い換えれば良し。
あと、このPCの面白いところは、その低消費電力を活かしてUSB-PD給電に対応しており、付属のACアダプタも100Wまで対応のUSB-PD給電のものになっています。
常時電源ONで運用するので専用のACアダプタとかだと壊れた時に面倒ですし、USB-PDだと万が一壊れても、代用品が手に入りやすい点も魅力の一つかと思います。
消費電力も12~14W程度(アイドル時)でとても経済的です。
価格は79,980円で、Minisforumのサイトで10/19日に注文して10/24に発送連絡、10/30日に佐川急便が配達してくれました。
現在は、このUM580を利用して、仮想化のハイパーバイザをVMware ESXi から、Proxmoxに変えて運用しています。
※ESXiは対応するハードウェアを揃えるのが大変(特にnic)ですが、ProxmoxはdebianベースのOSらしく、ハードウェアの制限がゆるいのが魅力です。
UM580は有線LANとしてintel I225-V (rev 03)が搭載されており、Proxmoxですんなり認識してくれています。
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